自己破産を申請していた富山市の仕出し弁当会社「ユニオン・ランチ」が、4月30日までに富山地裁の破産手続きの開始決定を受けていました。負債総額は約5億7900万円に上ります。

帝国データバンク富山支店によりますと、ユニオン・ランチは4月25日までに富山地裁へ自己破産を申請、30日に破産手続き開始の決定を受けました。

ユニオン・ランチは1980年7月に設立。富山県内で仕出し弁当の販売や社内食堂の運営を手がけていました。主に事業所向けの弁当販売を行い、1食あたりの平均単価は400円台前半でした。

2016年8月期には年間売上高約7億9400万円を計上、営業利益を出していました。