■全日本新体操選手権・3日目(29日・高崎アリーナ)

個人の種目別が29日から開始され、1日目はフープとボールのチャンピオンが決まった。若手期待の兵庫・須磨ノ浦高校3年の鈴木菜巴(なるは)はフープ3位、ボール2位の2種目でメダルを獲得した。

この日は土曜日ということもあり、会場の高崎アリーナに多くの新体操ファンが詰めかけた。普段は緊張しないという鈴木も、観客の多さと拍手にプレッシャーを感じ、「少し小さい演技になってしまった」と反省。しかし、演技が始まると武器である表現力で観客を魅了、個人総合の28.950点を上回る29.600点で銅メダルを獲得した。

2種目目は鈴木が得意とするボール。体全体を使ってボールを自在に操り、投げ技もしっかりキャッチするなど納得の表情。「1つ1つの技を正しくできた」と話し、この種目でも個人総合の得点(28.000点)を超える28.850点をマークした。鈴木は全日本個人総合女王・喜田純鈴(21)の29.050点に迫る得点を叩き出し2位、2種目で表彰台に立った。種目別の前半を終え「総合よりもいい演技ができた」と笑顔を見せた。

30日の大会最終日はクラブとリボンが行われる。個人総合はミスなどで不完全燃焼に終わった2種目に「修正してノーミスで頑張りたい」と成長著しい新体操界、期待の星が意気込んだ。


【種目別・フープ 結果】
優勝 喜田純鈴 32.250点
2位 喜田未来乃 30.300点
3位 鈴木菜巴 29.600点

【種目別・ボール 結果】
優勝 喜田純鈴 29.050点
2位 鈴木菜巴 28.850点
3位 喜田未来乃 28.150点