不漁が原因で休止していた新湊のシロエビ漁が12日再開されました。しかし、初日は1キロほどしか獲れず競りも中止に…。2日目からは再び休漁が決まるなど漁師にとってもどかしい日々が続いています。
記者
「午前4時の新湊です。およそ2週間ぶりに再開となったシロエビ漁。大漁を願ってまもなく船が出港します」

富山湾の宝石として知られる「シロエビ」。新湊漁港のシロエビ漁は解禁日の先月1日におよそ3.9トンと大漁となっていましたが解禁から10日ほど経った後に漁獲量が徐々に減少。
4月中旬以降不漁が続いていて、4月19日には豊漁や無事故を祈る『新湊のぼんぼこ祭』が18年ぶりに執り行われましたがその後も水揚げは回復せず先月29日から13日間の休漁に入っていました。
再開初日を迎えた午前4時半ごろ小雨の中、4隻のシロエビ漁船が出港。そのうちの1隻「峰與丸」に乗船しました。再開を前に峰與丸の漁師・縄井雅英さんは…。
峰與丸の漁師 縄井雅英さん
「期待と不安ですかね」
「(シロエビが)おってほしいなという気持ちと、これでおらんだらこの先ちょっと不安なとか、そういう気持ちと」