子どもを中心に感染し激しいせきが続く「百日咳」は、5月4日までの1週間の患者は35人で過去2番目に多くなりました。(青森県)

「百日咳」は激しいせきが続く細菌性の感染症で、特に乳児が感染すると、重症化して死亡する恐れもあります。

県のまとめでは、5月4日までの1週間に報告された患者数は35人で、前の週から11人減りました。

地域別では三八が最も多く20人、次いで中南が7人などとなっています。

県内の患者数は2025年、4月下旬に過去最多の46人となり、今回はそれに次いで過去2番目に多くなりました。

2025年の患者数は累計で254人となり、年間でこれまでの最多である2018年の3倍ほどになりました。

県は手洗いやマスクの着用などを呼びかけています。