高知県内の2025年3月の有効求人倍率は1.15倍と2か月ぶりに増加しました。高知労働局は「物価上昇などが雇用に与える影響に注意する必要がある」としています。

高知労働局によりますと3月の有効求人倍率は、前の月を0.03ポイント上回る1.15倍で、2か月ぶりの増加となりました。新規求人数は前年の同じ月と比べ410人減り5239人と2か月連続の減少。産業別では建設業、農林・漁業など5業種で増加した一方、卸売・小売業、医療・福祉、サービス業など8業種で減少しました。

高知労働局は県内の雇用失業情勢について「改善の動きにやや弱さがみられる。引き続き物価上昇などが雇用に与える影響に注意する必要がある」としています。