会場入口には記帳代が設けられたり、ロビーには円楽さんが使っていたゆかりの品などが展示されたり、生前の落語なども流されました。
円楽さんが亡くなってから自宅に駆けつけた好楽さん。終演後、報道陣の取材に応じた好楽さんは、早すぎる後輩の死に、“頭にきたから、ばか野郎、この野郎、俺より先にいくんじゃねぇって。そしたら、おかみさんも泣いちゃったんですが、(円楽さんの)顔を見たら眠っているようなんですよ。高座復帰の時と違って、2年半の闘病生活がここでなくなって、ほっとしたんだなと…”振り返りました。
また好楽さんは、名跡継承問題にも尽力していた円楽さんの夢について、“名前は継いだその人で終わりじゃない。6代目円生で終わりじゃないんです。7代目、8代目と続かないといけない。5代目圓楽一門は、必ず円楽も円生も継がせます。そうしないと名前が死んじゃいますから。こんな良い名跡、私たちが守って、後輩に継がせるのが役目です”と意志をつないでいくことを誓いました。
円楽さんが亡くなって、まもなく1か月を迎えるにあたり好楽さんは“まだピンとこない。これからです。じわじわ彼のすごさが分かって、感謝することが一杯出てくると思います”と語りました
【担当:芸能情報ステーション】














