静岡市長選への動向が注目される田辺信宏市長は、10月28日の定例会見でも出馬への明言を避けました。静岡経済界の重鎮からは難波喬司静岡県理事を支援する発言が出るなど、水面下の動きが活発化しています。
<静岡市 田辺信宏市長>
「私の表明については、しかるべきタイミングにお伝えしたいと思います」
4期目にむけて立候補の意思を固めたとされる田辺市長。3か月にわたって出馬への明言を避け続けています。
<静岡市 田辺信宏市長>
Q.次期市長選について意欲があるという気持ちは変わっていない?
「はい、変わっていません」
静岡市議会11月定例会の場で立候補を表明するとみられていますが、田辺市長を支えてきた経済界から思わぬ発言が飛び出しました。
<静岡商工会議所 酒井公夫会頭>
「今後これからの市長として誰がふさわしいのかということを皆さんに聞くと経済界では多くの方は難波さんを支持するという発言をされている。私もそう思っている」
出馬の意向を固めている県の難波理事を支援すると公言したのです。酒井会頭は10月14日に田辺市長を訪れ、「静岡市を二分するような選挙はしたくない」として、出馬を断念するよう伝えたといいます。
<静岡商工会議所 酒井公夫会頭>
「(田辺市長を)評価できる部分は多々あるんですよ。ただそれは今までの話。純粋にこれから2023年の4月に決まる市長として誰がふさわしいのかといったときに、それは難波さんだろうという声が多いということ。やっぱり副知事としての行政手腕というのを見ていた方も多いですよね」
関係者の間では、酒井会頭の発言は田辺市長支援で一本化しようとする自民党市議団への揺さぶりという見方もあります。
経済界からラブコールを送られる難波理事は…。
<静岡県 難波喬司理事>
「県で仕事したことについて評価して下さったので素直にうれしい。非常に将来が厳しい時なので(酒井会頭は)変化の時だとあの場でおっしゃりたかったのではないかと感じました」
難波理事は先週、県に退職届を提出。11月上旬に辞職、その翌日に出馬会見を開く予定で、酒井会頭も同席する見込みです。
<難波理事>
「この大好きな静岡の街のために自分の力が発揮できるところがあれば発揮していきたいというのが強い思い」
出馬の意向を固めている山田誠県議は28日、出馬会見を11月4日に開くと発表しました。
<山田誠県議>
「私自身は惑わされずに頑張ろうと。とにかく自分が静岡の街を変えていこうという思いだけは変わっていない」
長年自民党で活動している山田県議。田辺市長で一本化したい自民党市議団の幹部から出馬を取りやめるよう打診があったといいます。
<山田県議>
「29歳から今まで32年間市議、県議としてやってくる中で、大好きな街、静岡がこのまま停滞するのは嫌だと。大好きな街だからこそ自分の力を発揮できるところでしっかりと伸ばしていく」
<山田県議>
Q.出馬の意思は固い?
「そうですね、固いです。非常にやる気は満々です」
静岡経済界の意向は市長選の対立の構図にも影響するとみられ、今後も候補者擁立に向けた駆け引きが続きそうです。
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