アメリカで開催されるパラクライミングの世界大会に出場する選手の壮行会が福岡県田川市の高校で開かれました。

田川市の県立東鷹高校で9日、パラクライミング日本代表に選ばれた3年生二橋真音衣(ふたはし・まとい)さんの壮行会が行われました。

脳性まひで右半身に障害がある二橋さんは、2年前から、およそ15メートルの壁で登った高さを競うパラクライミングを始め、去年3月に日本選手権で優勝。

5月、アメリカのソルトレイクシティと6月オーストリアで開かれるワールドカップ、9月に韓国で開かれる世界選手権に日本代表として出場します。

東鷹高校3年 二橋真音衣さん
「自分の実力を全力で発揮できるように頑張っていきたいなとは思います。3つの大会でメダルを全部取りたいなと思っています」

パラクライミングは2028年のロスパラリンピックの追加競技に選ばれていて、二橋さんの出場が期待されます。