アメリカのトランプ大統領は、イギリスと2国間の貿易協定を結ぶことで合意したと発表しました。「トランプ関税」をめぐる交渉で初めての合意です。
アメリカ トランプ大統領
「イギリスとの画期的な貿易協定が合意にいたったことを発表できて嬉しい」
イギリス政府の発表によりますと、新たな貿易協定では、イギリスからアメリカに輸出する自動車について、年間10万台の低関税枠を設けて、関税率を現在の27.5%から10%に引き下げます。また、25%の追加関税を課されていた鉄鋼とアルミニウムについては、関税が撤廃されます。
トランプ大統領は、今回の合意で牛肉など農産品に加え、化学製品などでイギリスへの輸出拡大が見込めるとしていて、輸出額は50億ドル=日本円でおよそ7300億円増えるという見通しを明らかにしました。
今後、数週間かけて、イギリス側と詳細を調整するとしています。
トランプ政権は、日本を含む各国と関税交渉を行っていますが、「合意に達した」と発表したのは、これが初めてです。
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