女子サッカー・WEリーグのアルビレックス新潟レディースは8日、MF白井ひめ乃選手(24)が今季限りで退団すると発表しました。
新潟市出身の白井選手は、アルビレディースの下部組織を経てトップチームに昇格。新潟医療福祉大学を経て、再びアルビレディースでプレーしていました。
今季はWEリーグ クラシエカップに1試合出場したほか、リーグ戦では5試合に出場していました。
白井選手はクラブを通じて、以下の通りコメントを発表しました。
いつも応援してくださっているサポーターの皆様、支えてくださるスポンサー・パートナー企業の皆様ありがとうございます。このような報告になってしまい申し訳ありません。 今シーズンで契約が満了となり、24年間生まれ育った新潟を遂に離れることになってしまいました。
思い返してみると中学生の頃からこのクラブに所属し、期限付きで大学に行っていた期間も含めると、12年間もお世話になっていました。サッカー選手としても人としても成長させてくれたのは間違いなくこのクラブです。
大好きなこのクラブで夢だったプロサッカー選手としてのキャリアをスタートできて本当によかったです。アルビが無ければ今の私はなかったと思ってます。
どんな時も応援してくださる熱いサポーターの方がいて、どんな時も助けてくれるチームメイトがいて、どんな時も支えてくれる家族がいて今の私がいます。その方たちと離れるのはすごく寂しいしすごく不安です。
ですが、それと同時に、私はサッカーが大好きで、まだまだ大好きなサッカーがしたいです。私がサッカー選手を続けて行くためには、この決断をするしかなかったことを許してください。
ただ私の最終的な目標は、このクラブに戻ってきて、選手としてクラブに恩返しをすることです。まだこれからのことは決まっていませんが、覚悟を持って行ってきます。そして必ず成長します!
チームを離れるのにこんなことを言うのは勝手だと思われるかもしれませんが、これからの白井ひめ乃も少しだけ気にかけてくれると嬉しいです。そして新潟に戻ってくることがあれば、優しく迎えてくれるとありがたいです。いままで本当にありがとうございました。いってきます!