匿名・流動型犯罪グループ、通称『トクリュウ』の壊滅や弱体化を目的とした会議が8日に新潟県警で初めて開かれ、関係部門の連携を確認しました。

会議には、2024年9月に設置されたトクリュウ総合対策推進本部から、およそ70人が出席しました。

新潟県警の滝澤依子本部長は訓示で「警察組織全体として戦略的な対策を講じていく必要がある」と述べました。

【新潟県警 組織犯罪対策課  反町哲也 暴力団対策官】
「実態が見えづらい取り締まりの難しいグループでありますので、情報を共有し合いながら、新潟県警全体で取り組まなきゃいけない」

新潟県内では、新潟市中央区の貴金属買取店で発生した強盗未遂事件など、2024年はトクリュウによる詐欺や窃盗などの犯罪で140人が検挙されていて、会議を通してトクリュウ弱体化への機運を高めました。