新潟県警に初めて発足した新たな組織、自転車で活動する『サイクルポリス』が7日に出発式を行い、街頭で自転車の安全利用を呼び掛けました。
【街頭呼びかけ】
「ヘルメットの方も、ぜひかぶっていただいて、安全運転に努めていただければ」

自転車に乗る人にヘルメットの着用や安全運転を呼び掛けたのは、県警で初めて発足したサイクルポリスの警察官です。
パトカーではなく自転車に乗って活動し、主に自転車の利用者に対して交通ルールの周知や違反者の取り締まりなどを行います。

警察によりますと、県内では今年、自転車が関係する事故が51件発生し、49人がけがをしています。
【サイクルポリスの隊員】
「悲惨な自転車事故を一件でも起こさない、起こさせないように活動していきたいと思います」

来年=2026年4月からは自転車の悪質な交通違反者に対して交付される、いわゆる『青切符』の制度が始まる予定です。

【新潟県警 交通企画課 山崎勉課長】
「県民の皆さんに対する自転車の交通ルールの周知を、サイクルポリスから重点的にやってもらいたい」
5月は『自転車安全月間』になっていて、天候も良くなり自転車の利用者が増えることから、サイクルポリスは警察署と連携しながら広報活動を行っていきたいとしています。