中国外務省は、何立峰副首相とアメリカのベッセント財務長官が会談すると発表しました。貿易摩擦をめぐり、米中の直接協議が行われるのは初めてです。
中国外務省はきょう、経済分野を担当する何立峰副首相があさってから12日までスイスを訪問し、アメリカのベッセント財務長官と会談すると発表しました。
これについて、中国商務省の報道官は「アメリカ側が中国と協議したい意向を示してきた」ことから、応じることを決めたとする談話を発表。
一方、ベッセント財務長官は「FOXニュース」の番組に出演し、会談は10日と11日の2日間、行われると明らかにしました。
ベッセント財務長官は、それぞれの輸入品に対し、アメリカが合わせて145%、中国が125%と高い関税をかけあう現状については「持続可能ではない」と改めて指摘しました。
その上で「大きな貿易協定を話し合う場ではなく、緊張緩和が目的になる」との見通しを示していて、両国が今回の協議で打開策が見いだせるかが焦点です。
こうした中、アメリカの3月の貿易赤字がその前の月と比べて14%増え、過去最大のおよそ20兆円となりました。
関税措置によるコスト増加への懸念から、駆け込み輸入が増えて、赤字が拡大したとみられます。
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