観光道路磐梯吾妻スカイラインは6日、あいにくの天気で、辺り一面が真っ白です。
4月25日に福島市と猪苗代町を結ぶおよそ29キロが再開通しました。

【浦部智弘アナウンサー】
「午前11時の浄土平です。気温は4度でまだ雪が残りかなり寒いですが、レストハウスには多くの人が来ています」

吾妻山の頂上付近、標高1600メートルに位置する福島県福島市の浄土平レストハウスにはバイクや車が次々と訪れていました。

【福島市から訪れた3兄弟】
「きょうは曇っていてあまり景色が見えなかったけど楽しかった」
「(山道)怖かった」

ゴールデンウィークの間、浄土平を訪れた人の数は1日3500人を超えたものの、積雪による通行止めも影響し、去年より500人ほど少ないということです。
一方で、県内の特産物を扱う売店では、今年からクレジットカードでの決済が可能になったことで、売り上げが10%ほど増えたといいます。

【浄土平レストハウス統括責任者・渡辺正幸さん】
「ことしはさまざまな国のかたがこちらの浄土平にお越しいただいている。こちらの福島の良いものを集めている売り場ですので、ご覧になって楽しんでいただければ良いなと思います」

さらに、ことし、軽食コーナーのメニューを一部リニューアルしたほか、新しく販売を始めたのが・・・
土湯温泉名物玉こんにゃくの『こんころりん』!
気温が10度に満たない浄土平では、1日150人ほどが買っていくそうです。

【浦部アナ】「玉こんにゃくいただきます。奥まで染みた出汁はあたたかくてこの寒い場所にぴったりです。」

磐梯吾妻スカイラインは7日朝7時までは通行止めとなりますが、その後は夜間も通行可能となり、星空を楽しむことができるということです。