五島市では島の特産品の一つ、椿油づくりが始まっています。

原料は、2センチほどの大きさの天日干しした椿の種。

五島市平蔵町・今村光次さんの製油所では、26日から椿油づくりが始まりました。

種を細かく砕き、10分ほど蒸した後、圧搾機にかけ油を搾りだしていきます。遠心分離機や濾過機で水分や不純物を取り除くと琥珀色の椿油の完成です。

今村光次さんによると、今年はよく実が入っていて品質の良い椿油ができているということです。

食用や化粧品の原料にもなる五島の椿油。絞り作業は来年4月ごろまで続くということです。