パレスチナ自治区ガザに侵攻を続けるイスラエルは、ガザ全土を制圧する計画を内閣が承認したと地元メディアが報じました。更なる被害の拡大が懸念されます。

複数のイスラエルメディアによると、4日から5日にわたって開かれた閣議では、今後、イスラエル軍がガザ全土を制圧して一定の期間、占領する計画が全会一致で承認されたということです。

さらに、ガザの住人を再び南部へと強制的に退避させることも含まれていて、当局者は「ガザの征服と支配の継続だ」などと話しています。

イスラエルはこの計画を、今月中旬に予定されているアメリカのトランプ大統領の中東歴訪後に開始する方針だということで、実施されれば、被害が大幅に拡大することが懸念されます。