日南市では米の価格高騰が続く中、子育て世帯を支援しようと安い価格で米を販売するイベントが開催されました。

のどかな田園風景に泳ぐたくさんのこいのぼり。日南市細田の下塚田地区では毎年、こどもの日に合わせて町おこしグループがこいのぼりを揚げていて、今年も赤や青など色とりどりのこいのぼりを楽しむことができます。

地元の小学生が描いたオリジナルのこいのぼりも

(児童)「いろんな色を使ってうろこを綺麗に再現しました」(児童)「笑顔になりながら鯉のぼりを見てほしい」

そんなこいのぼりの下で開催されたのはとあるマルシェ、販売されたのは…お米です。

このイベントは地元で米やレモンを生産している「さくちゃん農園」の鍋倉麻衣さんが米の価格高騰が続くなか子育て世帯を支援しようと企画。

会場では5キロのコシヒカリが3500円で販売され、鍋倉さんが投稿したSNSの情報などを頼りに市内外から多くの家族連れが訪れました。

(客子連れ)「とてもうれしい。子どもがいっぱいいるのですごくありがたい」(客男の子)「お得。おにぎり(が好き)」
(鍋倉麻衣さん)「米農家として子育て世代の方に米を食べてもらいたいという気持ちがある「こんな価格で助かります」「子どもにたくさんごはんを食べさせることができます」と言われる方がいる。開催してよかった」

鍋倉さんは7月の新米の時期にもこうしたイベントを開催したいとしています。