5月5日は『こどもの日』です。新潟県佐渡市では子どもたちが鬼に扮し、伝統芸能の鬼太鼓で家々の厄を払って回りました。
佐渡市両津湊地区で毎年5月5日に開かれる祭りでは、高校生以下の子ども鬼太鼓が登場します。神社で舞を奉納したあとは集落の1軒1軒を歩いて回り、勇壮な舞で厄払いをしていきます。

参加した子どもたちは
「楽しかった。またやりたい」
「鬼太鼓が好きだという気持ちで踊った」
以前は多くの“子どもの鬼”がいたそうですが、少子化や希望者の減少で、小学生以下は2人に減ったそうです。

湊若松会鬼組 事務局 石山将城さん
「わずかな人数となっているが、子どもたち、OBの方が朝から元気いっぱいがんばってくれています」
子ども鬼太鼓は、5日は一日かけて集落のおよそ350軒を回るということです。
