気圧の谷や上空の寒気の影響で、東北地方では大気の状態が非常に不安定となっています。気象台は5日明け方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨に注意するよう呼びかけています。

仙台管区気象台によりますと、5日明け方にかけて、上空に寒気を伴った気圧の谷が東北地方を通過し、東北地方の上空約5500メートルには、氷点下27℃以下の寒気が流れ込むため、大気の非常に不安定な状態が続くということです。
このため、東北地方では積乱雲が発達し、雷の発生するところがある見込みです。
気象台は5日明け方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害、急な強い雨に注意するよう呼びかけています。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。