女子サッカー・SOMPO WEリーグのアルビレックス新潟レディースは4日、アウェー・浦和駒場スタジアム(さいたま市浦和区)で三菱重工浦和レッズレディースと対戦。後半5分の滝川結女のゴールを守り抜き、1対0で勝利しました。

前半から押し込まれる展開が続く新潟は8分、コーナーキックからMF川村優理が頭で折り返したボールのこぼれ球をDF横山笑愛が拾い、シュートを放ちますが、力なくキーパー正面。

その後も浦和に押し込まれる時間が長く続くものの、粘り強く守り抜いた新潟は42分、DF有吉佐織のクロスにMF川村がヘディングシュートを放ちますが、これは枠をとらえきれず。前半を0対0で折り返します。

後半5分、新潟はMF杉田亜未からのボールを受けたFW新堀華波がラストパス。受けたMF滝川結女が左足を振り抜くと、ボールはゴールに吸い込まれました。劣勢の中、新潟が先制点を奪います。

その後も、浦和に決定機を何度も作られるものの、GK平尾知佳を中心に守り切ると、34分には途中交代でMF上尾野辺めぐみが出場。これで、なでしこリーグ・WEリーグ通算365試合出場の国内記録に並びます。

最終盤は5バックにして後ろに重心を下げ、1点を守り抜いた新潟。リーグ連勝を決めました。