気圧の谷や上空の寒気の影響により、東北地方は大気の状態が非常に不安定となる見込みです。そのため東北地方では積乱雲が発達する見込みで、気象台は4日昼過ぎから5日明け方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨に注意するよう呼びかけています。

4日正午からの3時間降水量(予想)=気象庁HPより

仙台管区気象台によりますと、5日にかけて、上空に寒気を伴った気圧の谷が東北地方を通過する見込みです。

東北地方の上空約5500メートルに氷点下27℃以下の寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

このため、東北地方では積乱雲が発達し、雷の発生するところがある見込みです。

気象台は、東北地方では4日昼過ぎから5日明け方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物や農業施設等への被害、急な強い雨に注意するよう呼びかけています。

また、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

4日午前9時の天気図=気象庁HPより