低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっている影響で、九州北部地方では2日明け方にかけて局地的に積乱雲が発達しています。気象台では落雷や竜巻などに注意を呼びかけています。
福岡管区気象台によりますと、朝鮮半島にある低気圧が2日にかけて、日本海へ進む見込みです。九州北部地方では上空約5500メートルに氷点下15℃以下の寒気が流れ込み、また、低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となっています。

このため、九州北部地方では2日明け方にかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうのおそれがあります。
気象台は落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨、農作物や農業施設の管理に注意するよう呼びかけています。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
