日本を代表するジャズミュージシャンが『TOKU』さんが1日、新潟県三条市にある母校の中学校を訪れ、生徒たちに音楽の楽しさを伝えました。

三条市立第二中学校を訪れたのは日本で唯一のジャズボーカリスト兼フリューゲルホーンプレイヤーの『TOKU』さんとバンドメンバーです。

『TOKU』さんは三条市で生まれ育ち、第二中学校の吹奏楽部のOB。
父親の影響で音楽に目覚め、2000年に『Everything She Said』でデビューして以来注目を集めました。ジャズの枠を超えた幅広い音楽性から、平井堅さんや今井美樹さんら国内外のアーティストと共演しています。

中学生に、ジャズの奥深さや即興で音楽を作り上げる楽しさを伝えました。

【中学3年生は】
「よく聴いたりするんでジャズを。すごく上手くて良かったです。
「即興で引いていて楽しそうでした」
「音楽ってやっぱり楽しいものなんで楽しいものを今こうやってみんなで共有することができてとても楽しかったです」

そしてお待ちかねは吹奏楽部の後輩との即興演奏です。

Q即興やったことあります?
【吹奏楽部の生徒は】「ないです。楽譜もなしなのでちょっと緊張しています。」

【TOKUさん】
「(みんな)やったことがないから考えています。どんな風にして行けるかなと思って。1時間以内に一つの形にできるように頑張る」

いよいよセッションの時間。
中学生たちにとって、忘れられない貴重な体験となったようです。

8月11日(月祝)には再び、三条市でコンサートを企画していて、TOKUさんは「ふるさとに音楽で恩返ししたい」と意気込んでいました。