激しい咳が続く「百日咳」が、増え続けています。

福岡県内では、今年累計で654件報告されていて、となり、これまで最も多かった2019年の同じ時期を大きく上回っています。

福岡県は1日、4月27日までの1週間に百日咳の報告が142件あったと発表しました。

前の週の1.4倍に増えたということです。

今年になってからは累計で654件となり、これまで最も多かった2019年の同じ時期を大きく上回っています。

百日咳は激しい咳が2週間から3週間続く感染症で乳児が感染すると重症化することがあります。

厚生労働省は、予防には生後2か月から受けられるワクチンの接種が必要だとしています。

また、福岡県は「大型連休中は帰省や旅行などで人の移動や不特定多数の人との接触が増える」として、こまめな手洗いや適切なマスクの着用といった感染防止の取り組みを呼びかけています。