福岡城の天守台を初めて発掘調査するのを前に福岡市は30日、ドローンを使った測量調査を始めました。

福岡城では30日、天守台の平面図を製作するためドローンを使った写真測量が行われました。

江戸時代に初代藩主・黒田長政によって築城された福岡城は国の史跡に指定されていて石垣でできた天守台だけが現存していますが学術的な調査は今回が初めてです。
福岡市 史跡整備活用課 中村啓太郎 課長
「福岡城の天守台を調査するのは今回が初めてでまだ何も分からない状態なので非常に楽しみ」
福岡市は大型のドローンでのレーザー測量も実施して3次元モデルもつくる予定です。
その上で早ければ今年6月にも発掘調査を始める方針で調査が行われる半年ほどの間は天守台への立ち入りが制限されるということです。