群馬県の神流町が供給する水道水を飲み、14人が下痢や腹痛などの症状を訴えたことを受け、県は「カンピロバクター」による食中毒と断定しました。
群馬県によりますと、今月11日、神流町が供給する水道水を飲んだ人に、下痢や腹痛などの症状が出ました。
症状を訴えたのは神流町に住む男女14人で、全員が相原配水池から供給された水道水を飲んでいたということです。
町が配水池の水を検査したところ、飲むことのできる水質基準に適合しておらず、14人のうち4人から「カンピロバクター」が検出されたということで、県はこの水道水を飲んだことによる食中毒と断定しました。
14人はいずれも回復傾向にあるということですが、神流町は当面、飲み水としての使用を控えるよう呼びかけるとともに、対象地区の住民に対し、飲料水のペットボトルを配布しています。
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