きょう、上皇ご夫妻が学習院大学のミュージアムを訪問し、皇室ゆかりの美術品などを鑑賞されました。

上皇ご夫妻は、午前10時すぎ、東京・豊島区にある学習院大学を訪問されました。

構内では「華族文化 美の玉手箱」と題した展覧会が開催されていて、皇室から寄贈された美術品などが展示されています。

ご夫妻がプライベートで外出するのはおよそ2か月ぶりで、皇室ゆかりの工芸品や絵画などを、およそ1時間じっくりと鑑賞されました。

宮内庁によりますと、先月、上皇后さまの兄・正田巌さん(93)が亡くなって以降、ご夫妻は外出や赤坂御用地内での散策を控えていましたが、喪が明けてからは散策を再開されていて、ご夫妻の体調に大きな変化はないとしています。