昭和の日の29日、福岡市の神社で「第二の人生の出陣」として還暦を迎える男性を祝う儀式が行われました。

29日午前、福岡市西区の飯盛神社で行われた「鎧着初め(よろいきぞめ)の儀」には今年還暦を迎える5人の男性が参加し重さ30キロ近い鎧や兜を身につけました。

そして武将のように床几(しょうぎ)に腰をおろし武者姿の男性たちが矢を射る様子を見守りました。

神社を訪れた人たちも時代劇のワンシーンのようなこの儀式に見入っていました。

参加者「気持ちが引き締まるような、いいですね。緊張感を持ってまた生きていきたいと思います。」

鎧着初めの儀は武家の男子の元服を祝って初めて鎧を着用する儀式ですが、飯盛神社では還暦を「第二の人生の出陣」として祝おうと毎年昭和の日に実施しています。