山形県米沢市と福島県を結ぶ山岳道路西吾妻スカイバレーが開通し、待ちわびた人たちが続々と道路に進んでいました。
西吾妻スカイバレーは米沢市の白布温泉から福島県の裏磐梯をつなぐ17.8キロで、そのうち15.7キロが去年11月から冬期閉鎖となっていました。

今年は例年よりも積雪が多かった影響で、例年より5日遅く、去年より4日遅い開通です。
きょうは冬期閉鎖の解除を前に多くの車が列を作っていました。

先頭に並んだ人 栃木から「バードウォッチングで旅をしています。雪山を走るのが気持ちがよくて、野鳥の声を聴きながら森の中を散策してみようと思う」

バイク乗りの方「ここは難しい道路というか楽しい道路で、ここを走ることができれば全国どこでも通用するような道路なので。楽しい道だけど、道が悪いので、気をつけて走りたいと思います」

午前10時に規制が解除されると続々と車が道路に進んでいました。

置賜総合支庁 建設部 道路交通課 道路管理主査 荒井重喜さん「西吾妻スカイバレーは山岳道路なのでカーブなどが多いので安全に気をつけて通っていただきたい」

きょう開通した西吾妻スカイバレーは夜間の路面凍結が予想されるため、来月8日までは夜間通行止めとなる予定です。