6月の「世界難民の日」に向け、子どもたちへの支援の輪が広がることを願うこいのぼりが岡山市北区の池田動物園に掲げられました。

多くの人に見てもらおうと池田動物園に掲げられた、国連カラーの青いこいのぼりです。住民有志で作る「世界難民の日こいのぼりプロジェクト」が子どもの難民問題に関心を持ってもらい、支援が広がるきっかけになればと毎年各地で掲げているもので、今年の掲揚式には県内の児童も参加しました。

紛争や迫害で故郷を追われている人の数は去年5月時点で1億2000万人を超え、このうち約4割は子どもとされています。
(世界難民の日こいのぼりプロジェクト 若林昭吾さん)
「世界がこんな状況だということを、大人も子どももみんな知ってもらって思いをはせるだけでもいいので何かできるきっかけにしてもらえたら嬉しいです」
こいのぼりは「世界難民の日」の6月20日まで掲げられる予定です。