夜間の話し声がうるさかったことに腹を立て、後輩2人の顔などを殴った航空自衛官が懲戒処分となりました。

停職30日の懲戒処分を受けたのは航空自衛隊・南西航空警戒管制団に所属する40代の2等空曹です。

久米島分屯基地によりますと懲戒処分を受けた40代の2等空曹は2020年の12月頃、基地内の隊舎の公共スペースで話をしていた複数の隊員のうち、後輩2人の顔面などを拳で殴ったということです。

発生から約1年半が経過した後、匿名の通報があったことで事案が発覚しました。部隊の調べに対し2等空曹は、消灯時間の午後10時を過ぎても話し声がうるさかったと説明したうえで「申し訳ないことをした」と話しているということです。

久米島分屯基地司令の小下修平2等空佐は「今後教育を徹底しこのような事案が再び起こることのないよう努める」とコメントしています。