睡眠不足による疲労や心身の不調などに悩む人が増える中、睡眠について理解を深めてもらうための企業向けの講演会が福岡市で開かれました。

25日午後、福岡市天神で開かれた「ふくおか睡眠フェア」には、地元企業100社の担当者およそ120人が参加しました。

講演では、現代の日本人は世界的にみても睡眠時間が短いことが紹介され、日本睡眠学会の小鳥居望医師は「睡眠不足は健康障害を引き起こすだけでなく、生産性の低下や経済損失にもつながる」と指摘しました。

また会場では、睡眠の質を向上させる様々なグッズが紹介されていました。

こちらは、「持ち運べる睡眠」をテーマに開発された上着で、15分程度の良質な睡眠を促してくれます。

「ふくおか睡眠フェア」は26日と27日も開催され、一般向けの相談コーナーや体験ブースも用意されるということです。