ロシアとウクライナの和平協議をめぐり、NATO=北大西洋条約機構のルッテ事務総長が「ボールはロシア側にある」との認識を示しました。

ルッテNATO事務総長
「トランプ大統領のリーダーシップで事態が前向きに終結する可能性がある」

ルッテ事務総長は24日、ホワイトハウスでトランプ大統領と会談し、ウクライナ情勢などを協議しました。

ルッテ氏は会談後、ロシアとウクライナの和平協議の進展に期待感を示したうえで、「今、ボールは明らかにロシア側にある」と強調しました。

また、ロシアについて「NATOの長期的な脅威であることはすべての加盟国が同意している」と話し、ヨーロッパの加盟国の防衛費をGDP=国内総生産の3%以上に高める必要があるとの考えを改めて示しました。