サッカーJ1アビスパ福岡はきょう、2024年度決算を発表した。売上高は前期から1億7900万円増の30億5300万円。純利益は1000万円と、前期9000万円の損失から黒字転換した。黒字となったのは6期ぶり。
数字が右肩上がりでもまだ「J1」の平均に達してない
オンラインで取材に応じた川森敬史会長は「数字だけ見るといいが、ほとんどの数字がJ1リーグの平均に達してない、入場者数も一番下、無料のチケットを配って一過性の入場者数をあげることよりも、入場者収入を上げていきたい。これからも地道にやっていきたい」と現状に満足する様子はない。
今回の決算で債務超過が、前期の3億9900万円から2億7100万円に減少したが、Jリーグのクラブライセンス維持のためには2026年1月までに、この債務超過の解消が条件となる。
川森会長は、増資も検討するとしているが、果たして…。