福岡県警と県内22のスポーツチームが、地域の安全・安心を目指す協定を締結しました。スポーツチームと警察がスクラムを組んで防犯への意識を高める取り組みです。

福岡市博多区で24日、福岡県警と地元のトップスポーツチームによる「誰もが安心して暮らせる福岡県」の協定締結式が行われました。

この協定は、スポーツチームが持つ地域への強い発信力を生かして、県民の防犯や交通安全などへの意識向上を図ろうというものです。

サッカーのアビスパ福岡を始め、県内のプロチームやトップリーグ参入を目指すスポーツチームで構成する「トップチームコンソーシアム」に加盟する22団体が参加しました。

ナナイロプリズム福岡 村上秀孝 CEO
「スポーツを楽しむ、一緒に社会を変えていくという大きな力になるように色んなところで発信して県民の方々と住みよい福岡県にしていきたい」

ライジングゼファーフクオカ 古川宏一郎 代表取締役社長
「それぞれのクラブ・スポーツ団体でこの活動をリレーするような取り組みができたらと思います」

福岡県警は今後、試合のハーフタイムショーでの啓発イベントやSNS上でのコラボなどを検討しているということです。