有明海では昨シーズン、赤潮の影響で養殖ノリが記録的な不作となりました。その対策として、佐賀県はプランクトンを餌にする「サルボウ」の稚貝約100万個を海に放流しました。
◆赤潮原因のプランクトンを捕食
25日午前、佐賀県小城市の漁港では、二枚貝の「サルボウ」の稚貝約100万個が有明海に放流されました。佐賀県によりますと、有明海の西南部では昨シーズン、赤潮によってノリの色が薄くなる「色落ち」の被害が相次ぎ、生産枚数は平年の5割まで落ち込みました。
「サルボウ」は、赤潮の原因となるプランクトンを捕食するため、ノリの「色落ち」の被害を防ぐ効果があるとされています。ただ、25年前は約1万トンだった「サルボウ」の漁獲量は、去年は28トンまで激減したということです。
◆サルボウ激減がノリ不作の原因か
佐賀県水産課 三根崇幸係長「サルボウの激減がおそらく昨年度のノリの不作の原因になっていると考えられる。漁業者の声を聞いて、やれることをやっていこうと」
佐賀県は「今後も継続して稚貝の放流を続け、資源回復を目指したい」と話しています。
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