21日に死去したローマ教皇フランシスコの遺体が一般に公開されます。また、その「最期の様子」も明らかになりました。

日本時間のきょう午後4時から、教皇フランシスコの遺体がサンピエトロ大聖堂に移され、一般公開が始まります。

ローマ教皇庁によりますと、遺体の埋葬は教皇の遺書に沿って執り行われることが決まっています。

記者
「教皇フランシスコの遺書に従って、遺体の埋葬場所がバチカンの中ではなく、ローマ市内の教会になるということです」

教皇の葬儀は26日に執り行われる予定です。

また、バチカンニュースは教皇の「最期の言葉」の一つを明らかにしました。

教皇は亡くなる前日の20日、サンピエトロ広場で行われたミサに姿を見せ、信者との交流後、信頼していた看護師に「広場に連れてきてくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えたということです。