政府は22日、詐欺などの被害から国民を守るため、総合対策を改定しました。架空名義の口座を利用した新たな捜査手法の導入に向けた検討などを本格化させます。
石破総理
「令和6年中の財産犯の被害額は4000億円を超え、過去最悪を記録しました。1日当たり約11億円もの被害が生じていることになり、極めて憂慮すべき事態です」
石破総理は22日、犯罪対策の関係閣僚会議を開き、「国民を詐欺から守るための総合対策2.0」を決定しました。
政府は、去年6月にも総合対策をまとめましたが、特殊詐欺やSNSを使った投資詐欺、ロマンス詐欺などの被害が顕著となっていることから対策を見直しました。
改定した総合対策では、架空名義の口座を利用した新たな捜査手法の検討を追加するなど、取り組みを抜本的に強化するとしていて、石破総理は「国民の生命財産を犯罪から守り抜くとの強い決意のもと、スピード感を持って各種施策を進めるように」と関係閣僚に指示しました。
注目の記事
「ふるさと納税の返礼品に備蓄米」村長が認め さらに産地めぐる疑問が 熊本・西原村

福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
