政府は22日、詐欺などの被害から国民を守るため、総合対策を改定しました。架空名義の口座を利用した新たな捜査手法の導入に向けた検討などを本格化させます。
石破総理
「令和6年中の財産犯の被害額は4000億円を超え、過去最悪を記録しました。1日当たり約11億円もの被害が生じていることになり、極めて憂慮すべき事態です」
石破総理は22日、犯罪対策の関係閣僚会議を開き、「国民を詐欺から守るための総合対策2.0」を決定しました。
政府は、去年6月にも総合対策をまとめましたが、特殊詐欺やSNSを使った投資詐欺、ロマンス詐欺などの被害が顕著となっていることから対策を見直しました。
改定した総合対策では、架空名義の口座を利用した新たな捜査手法の検討を追加するなど、取り組みを抜本的に強化するとしていて、石破総理は「国民の生命財産を犯罪から守り抜くとの強い決意のもと、スピード感を持って各種施策を進めるように」と関係閣僚に指示しました。
注目の記事
【独自】八丈島・土石流被害の教職員住宅は「土砂災害特別警戒区域」指定も都は入居者に説明せず 2度の改修要求も工事は行われず「ちょっと間違えば死んでいた」 台風22号・23号

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「ChatGPTと結婚しました」AIからプロポーズされ結婚式を挙げた女性(32)「相談していたら親身になってくれた」一方で葛藤も…【岡山】

誘導された避難先で“土石流直撃”「指定の避難所と別の場所に誘導」台風被害の八丈島 約3週間後も断水続く

「タバコがクマ対策に使える?」「大声を出すことは有効?」クマによる人的被害を防ぐ基本のQ&A 正しく知って無駄な衝突をしないために

デマと誹謗中傷飛び交った宮城県知事選「悪行14選」拡散した男性は? 誤情報でかすんだ政策論争【報道特集】









