福岡県北九州市の伝統工芸「小倉織」のブランドと江戸時代から続く酒蔵が共同で開発した日本酒が完成し、市役所でお披露目されました。

21日午後、北九州市役所でお披露目されたのは、八幡東区で江戸時代から続く「溝上酒造」と小倉織のブランドを展開する「小倉縞縞(こくらしましま)」が共同で開発した日本酒「天心 介(てんしん かい)」です。

市内で栽培された酒米と皿倉山の水を原料にしていて、ボトルには、たて縞模様の小倉織の生地が巻かれています。

北九州市 武内和久 市長
「優しさと力強さが融合するってこういうことなんですね」

溝上酒造 溝上智彦 社長
「小倉織のイメージ。上品かつしなやかで力強い味にしました」

「天心 介」は、ベーシックが4400円、プレミアムが1万1000円で、4月24日から市内の酒店やオンラインショップなどで販売されます。