海に浮かぶ風力発電施設がある長崎県五島市で、このほど高校生を対象にした施設の見学会が行われました。

参加したのは海の資源活用などについて学ぶ県内の高校生です。

見学会は自然エネルギーを電力に変える仕組みについて理解してもらおうと、五島市再生可能エネルギー推進協議会などが開きました。

(ガイドの説明)「発電のためのみに海域を利用して良いですよって区域が、日本には8海域選定されていて、そのうちの1つに五島市がなっています」

日本で初めて浮体式の洋上風力発電が実用化された五島市沖には、現在、1基が設置されていて、2024年までに新たに8基が増設されることになっています。

(参加した高校生)「面白そうですね、ああいう新しいことにチャレンジするのが。関わってみたいと思います」

生徒たちは施設の部品を海へ運ぶ台船のなかも見学し、再生可能エネルギーへの関心を高めていた様子でした。