自民党の小泉進次郎衆院議員は19日、「自民党に求められているのは、何をやりたい政党か旗を立てることだ」と述べ、「もっと石破総理自身の思いを総理主導で発信してほしい」という考えを示しました。
小泉進次郎 衆院議員
「全部を見習うべきではないと思いますが、見習う必要がある方がいるなと私は思ってるんです。トランプ大統領です。あのスピードとそして1つ1つのわかりやすさ、そして批判があっても、これが正しいと思ったらやること、私はもっともっと石破総理に思い切ってやってもらいたい」
訪問先の富山県で小泉氏は「少数与党だから野党の言い分を聞かなければいけないという思いは分かるが、言うべきことは言わないと、自民党が何をやりたいのかが伝わりにくい」と石破総理に注文をつけました。
一例として、政府が負担上限額の引き上げを見送った高額療養費制度を挙げ、「最後のセーフティーネットは絶対守るが、自民党の社会保障の考え方は、大きなリスクは社会で見る、小さなリスクは自分で見るのが基本哲学だ」という考えを示しました。
そのうえで、湿布や風邪薬といったOTC類似薬を公的医療保険の適用外とするか検討することも「方向性の一つだ」という認識を示しました。
また、記者団から物価高対策と補正予算案の編成について考えを聞かれると、「生活が大変な方に対して、給付にしろ減税にしろ、何もしないでいいわけがない」と述べました。
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