福岡県北九州市で製造され、北海道新幹線の札幌延伸で使用されるレールの輸送が始まりました。

RKB 浅上旺太郎 記者
「画面の奥の方から手前まで、150メートルの長さのレールが、在来線を使って北海道に出発します」

18日午前、JR黒崎駅で開かれた出発式には、北海道新幹線の整備を進める鉄道・運輸機構や日本製鉄などの関係者が参加しました。

今回輸送されるのは北海道新幹線の札幌延伸に使われる長さ150メートルのレール28本です。

日本製鉄の九州製鉄所八幡地区では、世界最長の150メートルのレールを製造しています。

これまでは切断して船で運んでいましたが、受け入れ態勢が整ったため初めて150メートルのまま鉄道で輸送することになりました。

今後、2027年度末までおよそ400本のレールを運ぶ予定です。