実の娘に性的暴行を加えたとして準強姦の罪に問われている父親の裁判が17日行われ、被害者である娘を診察した医師が、当時の様子を証言しました。 

起訴状などによりますと、黒部市の無職、大門広治被告(53)は2016年8月ごろ、実の娘で当時高校生だった福山里帆さんに対し、抵抗できない状態と知りながら、性的暴行を加えたとされています。

17日の公判では、2016年11月に里帆さんを診察した産婦人科の医師が証言台に立ちました。

このなかで医師は「20年以上婦人科をしているが自発的に“被害に遭っている”という人はほとんどいないから印象に残った」と語りました。