奥州市の水沢公園では、園内に植えられたおよそ400本のサクラが見ごろを迎えています。

水沢公園には県の天然記念物に指定されている彼岸系桜樹群の古木や、シダレザクラ、ソメイヨシノなどおよそ400本のサクラの木が植えられています。

県内の桜の名所の中では早く咲き始め、早くピークを迎えるこの公園。
2025年は9日に開花が宣言され、現在満開の時期を迎えています。

水沢公園では4日から桜まつりが開催され、サクラのライトアップが行われるほか、名物である花見食堂が営業しており、花見のムードを盛り上げています。
16日は雨が降ったりやんだりのあいにくの天気でしたが、それでも多くの市民が訪れ、満開のサクラを楽しむ姿が見られました。

市内から訪れた男性は「毎年見に来ています。この公園の桜は色が濃く、華やかな雰囲気があって好きです」と話していました。

水沢公園の桜まつりは26日までの開催で、花見食堂の営業は27日までです。