大規模な山林火災が発生した大船渡市で応急仮設住宅の建設が進んでいます。16日全ての住宅で骨組みが完成しました。大船渡市では現在、市から要請を受けた岩手県が市内2か所で応急仮設住宅の建設を進めています。

2月26日に大船渡市で発生した大規模山林火災では、86棟の住宅に被害が出てこのうち54棟が全壊でした。

木造長屋建ての応急仮設住宅は、旧綾里中学校グラウンドと旧蛸ノ浦小学校グラウンドにあわせて12棟40戸が建設中です。
16日は最後に残った2棟の骨組みが完成しました。

(建設関係者は)
「避難施設に入っている方たちがおりますので、安心してゆっくりできるような仮設住宅に早めに入れたいなと思っておりました」

今後は外装や内装の工事が進められ、5月中に利用者に引き渡される予定です。