江戸時代以降、食べられてきた菓子にスポットを当てた企画展が盛岡市で始まりました。

もりおか歴史文化館で16日始まった「甘味-もりおか・お菓子の記憶-」は、江戸時代以降の菓子に関する資料29点を展示したテーマ展です。
展示された資料には、江戸時代、祝いの席で餅やまんじゅうが食べられていたとあり、当時菓子が特別なものだったということが分かります。

また、11代盛岡藩主の南部利敬が描いたとされる絵には、「ようかん」や「ういろう」といった今も親しまれる菓子が描かれていて、当時の菓子の味を想像しながら楽しむことができます。

江戸時代に落雁を作るときに実際使われていたとされる木型も展示されるなど、菓子の歴史を感じることができるこの企画展は、7月14日まで開催されています。