ロシアによるウクライナ侵攻の終結に向けた交渉が進まない現状に、アメリカのトランプ大統領がいらだちを強めています。プーチン大統領に対しても「侵攻を始めるべきではなかった」と批判しました。

アメリカ トランプ大統領
「バイデンもゼレンスキーも止めることができたはずだ。プーチンは始めるべきではなかった。全員に責任がある」

トランプ大統領は14日、戦闘終結に向けた交渉が進展しないウクライナ情勢についてこのように発言し、いらだちをあらわにしました。

ゼレンスキー大統領に対しては「自国の20倍の国土を持つ国と戦争を始め、ほかの国がミサイルを提供してくれるのを望むべきではない」とも発言しています。

トランプ氏は当初、ロシア寄りの姿勢を見せていましたが、最近ではプーチン氏の態度について「むかついた」と発信するなど、ウクライナ・ロシア双方への批判のトーンを高めています。