アメリカ・トランプ政権との間で相互関税の応酬が激化している中国。通販サイトには関税に関連するグッズも登場し、話題を呼んでいましたが、商品が一斉に削除される事態となっています。
中国の通販サイトで出品されているマグカップ。「相互関税戦争参戦記念」とデザインされています。アメリカと中国の間で「相互関税」の応酬が激化するのに合わせて、中国の通販サイトでは「関税戦争」をあしらったマグカップなどの商品が数多く出品され、人気を呼んでいました。ところが…。
記者
「数日前まで出品されていた商品ですが、検索すると、すべて消えてしまっています」
先週末、通販サイトでは関連する商品が一斉に削除されていました。中国国内で反米ムードが過度に加熱することを抑えたものとみられます。
一方、こちらは中国の武漢市の焼き肉店で撮影された1枚の写真。店頭の画面には、「アメリカ人のお客様には今後、104%のサービス料をいただきます。ご不明な点はアメリカ大使館までお問い合わせください」と表示されていました。アメリカのトランプ政権が中国に対する関税を一時期104%としたことを揶揄する内容で、香港メディアによりますと、このような表示は他の店でも見られるということです。
また、相互関税は物流面でも大きな影響を及ぼし始めています。香港メディアは、海運業界の関係者の話として、関税率の急上昇に伴い、中国の港ではアメリカ向けの貨物のキャンセルが相次ぎ、予約が半分以上減少したほか、アメリカ向けの航空貨物も「今週は90%減少する可能性がある」と報じています。
米中間での相互関税の応酬は、今後、両国の市民生活に甚大な影響を与えることになりそうです。
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