本格的な行楽シーズンを前に、「舟下り」で知られる岩手県一関市東山町の名勝、猊鼻渓で14日安全祈願祭が行われました。

猊鼻渓の安全祈願祭は例年舟の上で行われていますが、今回は悪天候のため室内で行われました。
そして神事で1年の安全を願った後、船頭たちが舟の上で披露する猊鼻追分も奉納されました。
猊鼻渓の2024年の観光客数はおよそ16万5000人とほぼコロナ前の水準に戻っていて、そのうち36パーセントが訪日外国人です。

(猊鼻渓 船頭 菅原明さん)
「海外のお客様も多いですから、言葉ですよね(中略)あとは個々に状況を見ながら安全運航に努めさせて頂いております」

2025年は猊鼻渓の国の名勝指定100周年の節目ということもあり、関係者が安全への決意を新たにしていました。