3月1日に漁が解禁し今まさに旬を迎えている富山湾の味覚・ホタルイカ。そんな旬のホタルイカのありそうでなかった料理が誕生しました。

去年は過去最高の記録的な豊漁が話題となった富山湾のホタルイカ漁。

富山県水産研究所によりますと、今シーズンは3月1日の解禁から1か月間で381トンと過去10年平均の約80%とまずまずの漁獲量となっています。

そんな今が旬のホタルイカづくしのメニューをお披露目したのは富山市五福に店を構える「RAMENSpartanZ」。

嘉藤奈緒子アナウンサー
「チャーシューの上にホタルイカが乗っていますよ!でも、それ以外は一見普通の醤油ラーメンに見えますね」

嘉藤アナウンサーが食べたのはホタルイカ煮干し(1200円)。

見た目はシンプルなラーメンですが、出汁はホタルイカの煮干し100%。

ホタルイカが入った醤油と油を使いトッピングもホタルイカ。ラーメン一杯に40匹のホタルイカが凝縮されています。

嘉藤奈緒子アナウンサー
「おいしい。ホタルイカがふんだんに使われていますがくどくなく、意外とあっさりしていますね。ホタルイカが苦手な方でも食べられると思います」

富山県出身の店主の山川さんはホタルイカが大好きで、ラーメンでもホタルイカの良さを知ってほしいとこのホタルイカづくしの一杯を開発したといいます。

トッピングのホタルイカのバーニャカウダを混ぜると――

嘉藤奈緒子アナウンサー
「一気に深みが出ましたね。ホタルイカのうま味と香りがガツンときます」

また、もっと全面にホタルイカを感じてもらおうともう一種類「濃厚ホタルイカ」というメニューも開発。より濃い味わいになっているといいます。

「ホタルイカ」づくしのラーメンは5月ごろまで2種類を交互に提供していく予定です。

RAMENSpartanZ 山川忍 代表
「ホタルイカはとれる時期が限られていて旬が短いので、今しか食べられないホタルイカをぜひ今食べていただきたい」